トラブルが起きてしまった時の対処についてお話しいたします。
他のプレイヤーとの間で起こるトラブルは日常茶飯事で、絶えることがありません。 そんなトラブルが起きてしまった時、大抵の方は他の誰かにそのことを伝えようと思うでしょう。しかし、 それらを伝えてその後どうなるのか、無事に解決となる結果はほとんど出ないかと思われます。 他人に伝えたくなるのは、友達などの知人に自分が正しいことを証明してもらうための、 証人となって助けてもらいたいという意志からなのだと思いますが、 ネットゲームの世界では証人という者の存在は実に不明確です。 友達同士の信頼(お互いにいい人だと思っている)というものがありますが、 友達同士の間ではいい人でも、それ以外の人に対しては冷たく対応するという人もおります。 よって、友達同士以外のアカの他人からでは、 それらの証人となる者の発言していることが真実かどうかは判断できず、信用できないのです。 人と人とがぶつかり合って起こるトラブルの真実は、 基本的に当事者(加害者と被害者)の間のみでしかわかりません。 中傷、暴言、取引詐欺、プレイ妨害(モンスターの横殴り、狩り場の横取り)など、 当事者以外の第三者(部外者)が証拠を目撃することはほとんど不可能です。 中傷や暴言は、オープンで発言されていればわかりますが、内緒話しをしていたら目撃できません。 取引詐欺は、アイテム交換ウインドウなどによって 第三者には全く見えない状態になることがあるので確信が持てません。 プレイ妨害は、起きてからその現場に行っても、 どちらが後から入り込んだのかは第三者には判断できません。 スクリーンショットによる証拠を残すという手もありますが、 これは取引詐欺とプレイ妨害には役に立ちません。静止画像では判断できないからです。それに、 今では画像は簡単に偽造できてしまうものなので信頼性が薄いです。よって、 画像を公開しても、証人を立てて部外者に証明をしたとしてもほとんど効果はありません。 トラブルが起きてしまったら、 当事者の間だけで話し合うなどしていかない限り解決する方法はないのです。 相手が話し合いにも応じないといった場合は、もう受け流すしかありません。 思いつめていてもゲームが楽しくなくなるだけなので、そのことは早く忘れてしまいましょう。ですが、 取引詐欺にポイントアイテムなどの 実際のお金が関係している場合は警察への通報が認められます。また、 拡声器などで「○○に詐欺られました」とか「○○は横殴りです」などの暴露発言を行うことは、 逆に騒ぎを拡大させるだけなので絶対にやめましょう。 それらの発言を信用してもらえるかどうかは上にも記した通り、 友達以外の人には信用してもらえないはずです。しかし、 信用とかということに関係なく、そう発言している人がいるからというだけで 何の証拠もなくその対象者を詐欺師や横殴りとして決め付け、 発言者の知り合いでもないのにわざわざ非難を浴びせに行く者達がおります。 真実などはどうでもよく単に騒ぎを面白がっているだけの愚か者達の仕業です。もし、 そうなることが狙いで暴露するというのであれば、 それは単に”仕返し”ということになり正当な対処とは言えません。 仕返しは仕返しで返されてしまいます。その後、 立場を逆にした嘘の内容を相手側からの暴露で仕返されてしまうのがオチです。また、 相手側にも信頼する友達がいるはずです。拡声器で暴露した後、 その対象者の友達が必ずしも黙っているとは限りません。 その相手側の友達との言い争いまで起き、当事者だけの問題であるはずが、 お互いの友達同士との問題に騒ぎが拡大されてしまう可能性もあります。こういうこともあるので、 もしトラブルが起きてしまったら、自分の力だけで解決できるように努力しましょう。 友達と内密的に話す(相談する)分には問題ありませんが、 証人を立てるかのごとく部外者に何かを訴え掛けるというようなことはやめるべきだと思います。
●第三者(部外者)へのお願い 拡声器などによる、詐欺師や横殴りをした者の名前を暴露発言したものに対して、 対象者が知り合いであっても、同じように拡声器などで 証人かのようにかばう発言をするのはやめましょう。友達を思う気持ちはわかりますが、 拡声器での発言は部外者にも悪影響を与えてしまいます。また、 対象者が知らない人であっても、関わるのはやめましょう。もしかしたら嘘の発言かもしれません。 発言の内容をそのまま受け取らないようにし、偽りの情報に流されないようにしましょう。
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